不登校のお子さんをお持ちの親御さんに対し、2024年2月9日(金)不登校を乗り越えるための親御さん向けのカウンセリング説明会を行いました。
ご参加頂いた方からのアンケートの一部から見える説明会の様子をお伝えします。
目次
お子さんの不登校について、どのようなお悩みをお持ちでしょうか?
「起立性調節障害の診断を受け、勉強する意欲も失い、部屋に引きこもり始めて家族を避けるようになり、昼夜逆転して機嫌の波が激しくなりました。家族と食事を取るのも避けるようになり、食事時間も夜遅くまで食べないことも。」
「見守るとの言葉が多いけれど、どの程度なのかがわかりません。どのように話しかけたり、話題を降ったりすればいいのでしょうか。」
「家にいると、無気力でスマホやゲーム、テレビにしか興味を示さないことが気になっています。スマホの時間を制限するとパニック状態に陥ることもあり、どのように過ごさせて、家族はどのような距離感をとったらいいのでしょうか?」
「ネット・ゲーム依存があります。24時間起きていることもあり、起きている間はほとんとゲームやユーチューブをやっています。進学しても学校に行くかどうかもわかりません。」
不登校カウンセリング説明会ではどのようなことをお聞きになりたいですか?
・不登校は本当に治るのでしょうか?
・不登校の子供との接点の持ち方は?
・親は仕事を辞めて、子供と向き合う時間をつくるべき?
・不登校の子供と先生の関係や関わり方について
・発達障害と不登校との関係について
お子さんの不登校で専門機関に相談に行かれたことはありますか?
(相談に行かれた機関)
心療内科
児童精神科
他の機関で不登校の相談をされて、どのようにアドバイスされましたか?
「アスペルガー症候群の可能性があるのではないかといわれました。特性を受け入れ、長所を伸ばすようにとアドバイスをもらいました。」
「ゲームは親が管理してくださいといわれました。」
不登校カウンセリング説明会に参加された方のご感想やご意見
「症例を紹介する際の手書きのスライドが簡潔で見やすくわかりやすかった。症例がわが家にも似ている部分があり、とても参考になった。」
「アスペルガーに対する先生のお話もすごく希望が持てて、私の考えに似ていて嬉しくなりました。」
「我が家と同じ事例ではないけれど、性格特性が似ていてとても参考になりました。」
「HPや本は方向性の違いや綺麗事が多く、生の話を聞きたかったのでありがたかった。」
「自分の今行き着いている子供への接し方、関係に間違いではなかったと思えました。」
「自主性を伸ばす、好きなことをさせる、会話を増やすなど大事であることを教えていただきました。」
説明会を終えて スタッフの感想
いかがでしたでしょうか?
当センターの説明会は、お申し込み頂いた時に、お悩みの事柄やどのようなことをお聞きになりたいですか?など、いくつか質問させていただき、お答えの内容をもとに説明会でお話しさせて頂いています。
さらに、説明会が終わった後に参加者の方にアンケートを書いていただき、そちらをもとに次の説明会を構成しています。
そのため、説明会の内容や雰囲気は、同じ説明会であっても回ごとに大きく変わります。
今回の参加者の方達は、休憩時間の合間に、親御さん同士がとても仲良く話されているのが印象的でした。
頂いたご感想の中では、「HPや本は方向性の違いや綺麗事が多く、生の話を聞きたかったのでありがたかった」と書かれてあり、ネットやSNSなどでは情報が溢れていて、親御さんはどれがいいのか迷っておられることがわかりました。
当センターは、説明会に来所していただいた親御さんに対し、当センターのカウンセリングとはどのようなものなのか?どのような流れでお子さんが成長していくのか?を理解していただけるようにカウンセラーとスタッフ一同が会議で打ち合わせをして、次々と新しい内容の説明会を展開しています。
是非ともご参加いただいて、刺激をたくさん受けて新しいスタートのきっかけにしていただきたいと思います。
不登校を乗り越えるための親御さん向けカウンセリング説明会にご参加いただいた親御さんより、色々なご意見やご感想をいただきありがとうございました。
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