学校でのいじめについてできること 
対象者:学校でいじめを受けている人、親御さん
いじめを体験された方、学校現場での先生方

テーマ:いじめ解決の新しい視点

いじめ問題の解決はしばしば難しく、いろんな社会問題として取り上げられていますが、
一向に減る傾向が見えないということがあります。

当センターの経験を色々まとめてみましたが、
先生の対応、親御さんの対応、あるいは本人さんの対応がすごく裏目に出やすい。

特にいじめは、いじめの解決策が裏目にでやすい傾向にあり、
援助者と本人さんの関係にデリケートな気配りが必要になります。

いじめの問題の対応が失敗したために、ますます本人さんは不信感に陥ったり、
被害状況から抜け出し難くなることが多いということがわかってきました。

今回は特にその辺りを中心に取り上げ、解決策はないか?と、皆様と一緒に探っていきたいと思います。
福田も新しい視点を提供してみなさんの意見をお聞きしたいと思っています。

日時
2023年12月22日(金)
時間
10:30〜12:30  ※15分前に開催いたします。それ以前にはご入場いただけません。
参加費
3,000円
場所
淀屋橋心理療法センター
〒561-0872 大阪府豊中市寺内2−13−49 TGC8-302
講師
精神科医師 福田俊一

プログラム

いじめに関する名著の紹介と解説

(いじめのある世界に生きる君たちへ
- いじめられっ子だった精神科医の贈る言葉- 中井久夫 箸) 

医師として   色々ないじめの相談を受けてきて今思うこと紹介

いじめ問題の解決

・いじめを解決しようとすると何が起こるか
・いじめ問題の複雑さ
・いじめ解決のための最重要ポイントは?

参加者の方々の体験や考えを聞かせていただく場

講師紹介

精神科医師 福田俊一

淀屋橋心理療法センター所長で精神科医師。日本の家族療法実践の草分け的存在。初めて家族療法専門機関を日本で設立し、実践・技法の開発・家族療法家の育成に貢献した。その後は、不登校・ひきこもり・摂食障害・うつ・家庭内暴力(子から親へ)・リストカット等の家族療法の開発に尽力している。著書多数。
精神科医師 福田俊一

臨床心理士 福田俊介

臨床心理士・公認心理師(国家資格)。オレゴン大学卒業後、自動車関連会社に勤務。その後、兵庫教育大学大学院 学校教育研究科を卒業。2013年より淀屋橋心理療法センターに勤務している。現在、主に不登校・ひきこもり・ゲーム依存を担当し、お子さんそれぞれの性格に合った具体的な対応方法を親御さんにアドバイスしている。
臨床心理士 福田俊介

淀屋橋心理療法センターのご紹介

淀屋橋心理療法センターは、1983年(昭和58年)にわが国初の家族療法カウンセリング専門機関として、所長・福田俊一(精神科医師)が設立しました。ご本人だけでなくご家族にもアドバイスを出す事でご家族も対応のコツがわかり、いち早く問題解決へと導く事が可能になります。