軽い気持ちでダイエットが拒食症に

コロナの影響で、学生のお子さんは、１学期の大半という長い間、自宅待機を余儀なくさせられました。

ずっと自宅にいる中、（これといってやることもないなぁ・・・そうだ、今度みんなに会ったとき「やせたね～！」って言われるようにダイエットしようかな？）と、最初は軽い気持ちでダイエットを始められたお子さんもいらっしゃるようです。

早朝からランニングをしたり、カロリーを計算し食事を制限したり、体重計に乗ると少しずつ減っていく数字をみるのが嬉しくなり、グラム単位の体重の変化に一喜一憂し、（明日はもっと食べるものを減らしてみようかな）、（ランニングの時間を増やしてみようかな）と、痩せることにどんどんハマってゆき・・・

「ちょっと！あなた痩せすぎじゃない？」と、親御さんが心配されて声をかけるのですが、「全然だよ～」と、お子さんはもっと痩せようと頑張る、お風呂に長い間浸かってみたり、リンパマッサージ、腹筋、もちろん食事も減らしと、とにかく痩せることに夢中になる。

とうとう生理も止まり、頬がこけていくお子さんを見て、親御さんは益々心配されますが、ご本人はひたすら痩せることに夢中。

そういったお子さんには、すごく真面目で一直線に何かをやり遂げようとされるかたが多いようです。