
「大学生でも不登校と言えるのでしょうか?」
お子さんが大学に進学されたとき、どれほど喜んだことでしょう。
”第一志望の大学に合格し、張り切って通っていた初期の頃は、親も安心し、これからの大学生活に期待を膨らませていました。
しかし、次第に様子がおかしくなり、気づけば昼夜逆転の生活が続き、ネットゲームに没頭する日々が続く・・・”
お子さんが変わっていく様子を見ておられる親御さんとしては、何が起きているのか分からず、心配が募るばかりでしょう。
留年が決まった息子、言葉を濁すその心情
大学進学を機に一度は希望を持って新たなスタートを切ったものの、再び壁にぶつかり、気づけば大学生活も上手くいかない…その状況が今、現実のものとなってしまった。
親が知った時にはすでに留年が決まっていた。
お子さんが下宿先で一人暮らしをしており、親御さんが気づいたときには既に手遅れ。
お子さんが大学を中退したいのか、それともどうしたいのか、はっきりとした意見を言わないため、親としては本当にどうしたらよいのかが見えず。
それでも心のどこかで「もしかしたら、何とかなるのでは?」と期待してしまうのも親心。
親としてできることは何か—カウンセリングで見えてくるもの
「せっかく頑張って入学した大学。何とか卒業してほしい。」
親御さんの心情としては、せっかく頑張って入学した希望の大学で、お子さんには是非とも卒業してほしいという思いがあります。
しかし、その一方で、お子さんが今どのような気持ちでいるのか、どうしてそのような状態に至ったのか、根本的な理由を理解したいという気持ちも強くなります。
当センターのカウンセリングは、親御さんと共にお子さんの性格や人間関係、大学生活で直面している問題を伺いながら、お子さんにあった対応のアドバイスをしていきます。
親と子、共に歩む道—希望を持って
親御さんにとって最も辛いのは、子どもがどんな苦しみを抱えているのかを理解しきれず、手を差し伸べられないことではないでしょうか。
しかし、お子さんが見せてくれた一歩を無駄にしないためにも、親御さんとしてできることを続け、お子さんの心に寄り添うことが最も大切な支援です。
当センターでは、カウンセリングを通じて親子の関係を再構築し、お子さんの可能性を引き出す手助けをしていきたいと願っています。
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修正日:2025.05.02