今年10月末ごろに、いよいよ新しい本「過食症・拒食症-家族療法にみる危機からの脱出-」が出版の運びとなりました。当センターにおける過食・拒食症の本では「思春期やせ症の家族」(訳本・星和書店)「過食・拒食の家族療法」(ミネルヴァ書房)に次ぐ三冊めとなります。
過食症・拒食症の子どもの生活にみられるさまざまな側面をとりあげ、解決のヒントをちりばめた本です。もう前書き、後書きの文面もすべて終わり、後は輪転機にかかるのを待つばかりです。最終執筆担当者はホッとしたいものの、まだ出版する本が本屋さんの店頭にならぶまでは何が起こるかわからないと気を引きしめております。
一方でそろそろ次の本の企画についての話しがセンター内でのぼっています。学校の先生向けの「不登校」とか、100万人を越える「ひきこもりの若者」に関する本とか、「うつからの脱出」とか、「対人緊張」とか。さらにつっこんで過食症・拒食症のクライエントの生活に、もっと密着した本をだそうという声もあがっています。いま検討中の段階です。
(01.09.10)