癇癪(かんしゃく)持ちの子どもの「対応」と「将来」

かんしゃくは親のせい?それとも、もともと持った子どもの性格?

ある程度年齢が大きくなれば自然と治まるものと思っていたのに…

子どもが可愛くないと思ってしまう私はおかしいのかな。

このままかんしゃくが治らなかったら、この子の将来はどうなってしまうの?

子育ての過程の中で、実は多くの親御さんが悩まれている「子供のかんしゃく」
幼少期のかんしゃくというのはよく耳にしますが、小学生や中学生、それ以降…と、
子どもが成長していってもなかなか治らない場合もあります。

注意すると余計に荒れてしまう。
子どもと話し合いをして納得(理解)させようとするが、うまくいかないことが多い。

そんなことはありませんか?

当センターでは、そんなお子さんのかんしゃくを治療する主役は、医師やカウンセラーではなく、
お父さんやお母さんだと考えております。

毎日お子さんと接している親御さんの対応の仕方の工夫次第で、お子さんのかんしゃくは治まります。
またそれだけではなく
お子さん自身の日常が充実し、イキイキと過ごすことが出来るようになるのです。

「転げまわって長時間泣きわめく」
「嫌なことがあると、とたんに自分をコントロールできなくなる」など、
かんしゃくがひどくいつも周りを困らせていたお子さんが、
好きな事を一生懸命頑張れるようになったり、お父さんやお母さんのお手伝いをしてくれるようになれば、 とても嬉しいですね。

当センターの治療方針の特徴の一つは、お子さんの来所は不要 ということです。

親御さんに来所していただき、 段階や状況、タイミングに応じて、かんしゃくを持つお子さんに対し 「どう対応していけばよいのか?声の掛け方は?こんな時子どもは何を考えているの?」 など具体的なアドバイスをお出し致しております。

お子さんの性格や持ち味がそれぞれみんな違うように、対応の仕方もまた、千差万別なのです。

また特徴の二つ目は、基本的には 治療に薬を使わない ことです。

薬を使わない方法でお子さんのかんしゃくを治し、心を成長させていくお手伝いをしております。

その他にも、淀屋橋心理療法センター独自の様々な、癇癪(かんしゃく)をもつお子さんへの治療法がございます。

***詳しくは、新しく更新された「癇癪(かんしゃく)のページ」をご覧ください***

癇癪(かんしゃく)のページはこちら

薬を使わない方法でお子さんのかんしゃくを治し、心を成長させていくお手伝いをしております。

2021.06.16  著者:《大阪府豊中市 淀屋橋心理療法センター》湯浅愛美

               

記事内容の監修医師

淀屋橋心理療法センターの所長 福田 俊一

淀屋橋心理療法センター所長 福田 俊一

  • 医師。精神科医。淀屋橋心理療法センターの所長であり創業者。
  • 日本の実践的家族療法の草分け的存在。
  • 初めて家族療法専門機関を日本で設立し、実践、技法の開発、家族療法家の育成に貢献した。
  • その後は、摂食障害、不登校、ひきこもり、うつ、家庭内暴力(子から親へ)、リストカット等の家族療法の開発に尽力している。
  • 著書多数。

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