リストカット(自傷行為)は、現在じわじわと増えている症状の一つです。淀屋橋心理療法センターでは十年以上前からリストカットの相談を受けてきました。従来リストカットは境界性人格障害で、治りにくい症状であるというレッテルを貼られていました。しかし淀屋橋心理療法センターでは、リストカットには独特の傾向があることがわかってき、独自のカウンセリングを考案してきました。それに基づいて治療すると、大変成果があがるのです。これらの事例をもとに書いた本の出版『克服できるリストカット症候群』(星和書店)にもこぎつけることができました。
これらの項目は淀屋橋心理療法センターでカウンセリング治療したケースのなかから、特徴的なものをピックアップしたものです。母親からみて日常生活で見つけやすいチェックポイントを集めております。通常の医学的な診断基準とは異なります。
母親が見つけるリストカットのチェックリスト
1. 血のついたティシュがベッドの上や枕元に散らばっている。
2. ごみ箱に血のついたティシュがつめこんであった。
3. 暑いのに長袖を着て腕を出さないようにしている。
4. 手首のあたりにリストバンドをしている。
5. カミソリやハサミなど、刃物類が自室においてある。
6. 手首や腕にうすい赤い線が数本入っているのを見つけた。
7. 手足をかきむしったり鉛筆で突いたりした後がある。
8. 「○○さんがね、リストカットしたんだって」と言って、親の反応をうかがう。
9. リストカットのブログをインターネットでよく見ている。
10. 登校する(職場へ行く)のがしんどそうだが、休もうとしない。
11. 「顔色悪いね、しんどいんじゃない?」と聞いても「いや、だいじょうぶ」と言う
12. 小さい頃から不平不満を口にしない良い子だった。
13. クラスの友人からは「しっかり者」と頼られている。
14. 怒りや悲しみの感情をあまり顔に出さない。
15. まわりの人はびっくりしている場面でも、本人はどこかしらっとしている。
16. 小さいころからあまり親に甘えたことがない。
17. 親が心配していても「べつに」「ほっといて」と答えることが多い。
18. 友人から頼み事をされると「いや」と言えず、疲れていても引き受けてしまう。
19. 「学校を休むことは許されない」という考えをしっかりと持っている。
淀屋橋心理療法センターから出たリストカットの本の紹介
淀屋橋心理療法センターからリストカットの本を出しました。内容をわかりやすくまとめてご紹介させていただきます。





