【発達障害】
発達障害のお子さんをのばす
家族療法説明会

【発達障害】<br>発達障害のお子さんをのばす<br> 家族療法説明会
発達障害は、種類によって現れる症状が様々で、ひとりひとりの年齢によっても異なる状況が生じます。
そのため、発見が早ければ早いほど適切な支援と繋がることが可能で、その人らしい特性を活かしながら生活することが出来ると言えます。
逆に、生きづらさを抱えながら必要な支援を得られず、特性を活かせないまま生活している人も多いのが現状で、そう言った方々に的確な支援が届いているのかが大切です。
発達障害について、今後研究を要する点をあげておきたいと思います。
発達障害の概念は、子どもを理解するのにとても有効な考え方ではありますが、まだまだ発展途上の概念です。

軽度の発達障害と診断された場合、その子は一生発達障害のままなのか?
当センターの経験では、発達障害軽度あるいはグレーゾーンと診断された子をうまく伸ばすことができれば、発達障害圏と診断された特徴が消える場合がよく見られています。
ですので、発達障害の診断がつくことだけで、親や先生など周りの大人たちが、子どもの全てがわかってしまったような錯覚を持ってしまい、生身の人間を観察し、理解する〈観察力〉や〈判断力〉が弱まってしまうことは、とても危険なことだと考えます。
発達障害という診断がついたとしても、その子をどう伸ばすことができるのか、どこまで伸びることができるのか、その可能性を広げていくための更なる研究が必要になってくるでしょう。
くどいようですが、診断名を見ただけで、周りの大人たちがその子どもの〈個性〉や〈可能性〉を決めつけてはいけないのです。
日時
2024年07月29日(月)
時間
10:30〜12:30  ※15分前に開催いたします。それ以前にはご入場いただけません。
参加費
3,000円
場所
淀屋橋心理療法センター
〒561-0872 大阪府豊中市寺内2−13−49 TGC8-302
講師
精神科医師 福田俊一
臨床心理士 福田俊介

プログラム

事例紹介

講師:淀屋橋心理療法センター/臨床心理士 福田俊介

家族の接し方によって解決したケースをご紹介します

【発達障害と診断された中学男子】
家でゲームばかりして家族との協調性が全くみられなかった子に
少しずつ協調性が出てきた

. 発達障害の子の中にも、伸びる子はたくさんいる

講師:淀屋橋心理療法センター所長/医師 福田俊一

たとえ発達障害と診断されたとしても、自分らしくイキイキとした人生を送っている子はたくさんいます。
では、どんな子が伸びる可能性が高いのでしょうか。
精神科医師・福田俊一が解説致します。

Q&A

講師:淀屋橋心理療法センター所長/医師 福田俊一

参加していただいた方からの質問に一つ一つお答えします。

講師紹介

精神科医師 福田俊一

淀屋橋心理療法センター所長で精神科医師。日本の家族療法実践の草分け的存在。初めて家族療法専門機関を日本で設立し、実践・技法の開発・家族療法家の育成に貢献した。その後は、不登校・ひきこもり・摂食障害・うつ・家庭内暴力(子から親へ)・リストカット等の家族療法の開発に尽力している。著書多数。
精神科医師 福田俊一

臨床心理士 福田俊介

臨床心理士・公認心理師(国家資格)。オレゴン大学卒業後、自動車関連会社に勤務。その後、兵庫教育大学大学院 学校教育研究科を卒業。2013年より淀屋橋心理療法センターに勤務している。現在、主に不登校・ひきこもり・ゲーム依存を担当し、お子さんそれぞれの性格に合った具体的な対応方法を親御さんにアドバイスしている。
臨床心理士 福田俊介

淀屋橋心理療法センターのご紹介

淀屋橋心理療法センターは、1983年(昭和58年)にわが国初の家族療法カウンセリング専門機関として、所長・福田俊一(精神科医師)が設立しました。ご本人だけでなくご家族にもアドバイスを出す事でご家族も対応のコツがわかり、いち早く問題解決へと導く事が可能になります。

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