不思議なもので一ヶ月のうちに予約のキャンセルが全くない月もあれば、10ケース近くキャンセルになることもあります。多いときは、一日のうち2ケース連続キャンセルという日もあり、急に3~4時間が空いてしまうことになります。電話メモで「Oさんへ。今日の△△さんはキャンセルです」というメッセージを目にした時、つい「えーっ!」と、声を漏らしてしまいます。来所間隔が開いてしまうことで、カウンセリングの成果に影響があるのはもちろんのことですが、他にもカウンセラーにとって支障がでてきます。それは「気力・いきおいの維持に苦労する」ことです。私達は少なくとも前日のうちに翌日のスケジュールを頭に入れ、それぞれの面接の段取りを組んでいます。そのパターンが急に崩れることで少なからず気落ちします。しかし、その次に控えている面接に支障をきたすわけにはいけませんので、なんとか気力を盛り上げます。これが意外とパワーがいるのです。ですから一日に何面接も連続で入っていた方が「いきおい」に助けられる分、気は楽なのです。たまに事前相談のご予約など、初めて来所される方の中に連絡のないままキャンセルされる方がおられます。これが一番ショックが大きいのは言うまでもありません。そんな事情もあり、初めて来所される際は予約日の数日前に「○日に行きます」という確認のお電話を頂戴することになっています。どうかご理解下さい。
スタッフO
