家庭内暴力(子が親や兄弟姉妹へ暴力をふるう)タイプの不登校|不登校 カウンセリング治療専門外来(非行・いじめ・家庭内暴力(子が親や兄弟姉妹へ暴力をふるう)

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家庭内暴力(子が親や兄弟姉妹へ暴力をふるう)タイプの不登校

内面(うちづら)と外面(そとづら)

家庭で荒れる子の多くは、学校ではおとなしく目立たない子が多いようです。注意をしても反発する様子もないし、口ごたえもしない。むしろ扱いやすい子かもしれません。ところが、家庭での様子をきくと、口のきき方はきたないわ、親を自分の手足のように使うわと、内と外のギャップの大きさに驚かされるばかりです。

(子どもを)避けても(要求に)応じてもダメ

子どもの荒れが日常化してくると、親は徐々に子どもを避けるようになります。また、子どもを刺激しないことに気をとられたり、荒れさせないために子どものいうことをきくようになります。これが悲劇の始まりです。子どもは親が自分を避けていることに過敏になったり、要求に応じたその時だけは落ちつくものの、次第に要求がエスカレートしたり、要求する間隔が縮まってきたりと状況は悪化の一途をたどります。逃げ道のない状態がつづいたり、家庭内暴力に発展してしまうと親の方が疲れはててしまい、解決がいっそう困難になってしまいます。

荒れることでしか表せない主張

荒れる子の特徴をみると、「ゆっくり」が持ち味の子や、幼いころから「口数が少ない」「受け身」だった子やあまり親に「反発しなかった」子が多いようです。そんな子は思春期をむかえ自我が強くなってくると苦労します。これまでの経験から、何か言いたいことがあっても「どんな風に言ったらいいのか」「はっきり言っても叱られないか」といったことが気になって言えないことも。また、ゆっくりテンポのため、「今言おうとおもったのに」「言われなくてもわかってるのに」と、発言を先取りされることでもストレスを感じるようになります。言いたいことが言えない(わかってもらえない)ストレスから、荒れるという形で発散することをおぼえてしまうのです。

「王様」と「奴隷」

荒れるのをおさえようとして子どもの要求をのんでしまうと大変です。言いたいことだけでなく、外部のストレスや将来の不安さえも荒れるという形で発散しかねません。また、「親を自分の手足のように使う」「高額な物を買わされる」とエスカレートし、ついには親を奴隷のようにこきつかう悪い王様になってしまいます。一方の子どももいくら親が尽くしても相変わらず「あれしろ、これしろ」の単語ばかり。これでは「言いたいことを言葉にする」という方向に進まないばかりか、家庭内暴力に発展しかねません。また、専門家に相談する場合でも、親が疲れていたり逃げ腰になっているとアドバイスをもらっても実行できない場合が多いのです。

ポイント1言いたいことがしっかり言える子に

「親がせっかちだからこうなった」と考えるのは、それこそせっかちな考え方です。親がせかさないことはもちろんのこと、もっと大切なことがあります。それは子ども自身が「表現力をつける」「言い返す力をつける」ことです。子どもが力をつけるまではペースを合わせてやっても、最終的には親がせかしても「待って!」「せかすな!」と言い返したり、せかされても自分の言いたいことを言い切るぐらいの力をつけられると完璧です。

ポイント2子どもの「依存心」には要注意

親を動かすことに味をしめてしまうと、それが習慣になって元に戻すのも一苦労です。小さなことからでもコツコツと減らしていきましょう。子どもに言われる前にやってあげていることはありませんか?。「あれしろ、これしろ」も断り方を工夫できませんか?。また、意外と重要なのが「質問」や「迷い」に答える時です。「どの服を着たらいい?」と聞いてきたり、「どのハンバーガーにしようかなー」とメニューを迷っている時など、親がすぐに答えずに本人に上手に考えさせるとうまくいきます。

ポイント3「落ちついている時」にこそしっかり頑張る

荒れている状態の中でも比較的おだやかな時はありませんか?。子どもの自己主張が伸びてきた時もそうですが、落ちついている時やうまくいきかけている時に気をぬかないことが肝心です。当センターに相談にこられる方の中にも、良くなりかけてまた悪くなるというパターンを繰り返す方がおられます。たいていの場合は「油断」が原因です。ずっと「忍の一字」で耐えてこられた辛さはよくわかりますが、荒れる子ほど親の変化に敏感です。安全圏に入るまではご辛抱を。

先生からみた「家庭で荒れる子」チェックリスト

普段から目立たずおとなしいタイプである。

笑うことはあっても表面的のようだ。

主張や積極性があまり感じられない。

何を答えさせても単語中心である。

声が小さくボソボソと話すタイプだ。

クラスメートに歩調を合わせているようだ。

教師に反発・反抗することはない。

親が疲れているようだ。

親と電話で話すと妙によそよそしい。

* チェックが多いからといって、必ずしも家庭で荒れているとは限りません。ご心配の場合はもっともな理由をつけて学校に呼び出すと効果的です。

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淀屋橋心理療法センター
所長 福田俊一
小川和夫(不登校・非行専門カウンセラー)

不登校タイプ別対応の仕方

1. 非行タイプの不登校(非行っぽい子の意外な素顔)

非行タイプの特徴
 不良とのつきあい・バイク・喫煙・深夜の外出・校則違反の数々・学校でも遅刻早退は当たり前。親の心配や怒りは増すばかり。勉強や人間関係の不安から逃げているのかも。見た目や行動とはウラハラに寂しがり・甘えん坊・こわがりなのが特徴です。

非行タイプ特有のキーワード
「居場所さがし」「気軽な関係」「スキンシップ」「義理・人情」「現実逃避」「家庭のムード」など

2. 心身症タイプの不登校

心身症タイプの特徴
 朝になると「頭が痛い」「はき気がする」「しんどい」など身体の不調をうったえます。病院でみてもらっても問題がみつからない場合、心のS.O.S.が身体にでていることが考えられます。ふだんからあまり自己主張しない子や、相手に気をつかう心の優しい子に多く見られます。

心身症タイプ特有のキーワード
「自己主張を増やす」「緊迫感」「争いを避ける」「自分の性格や持ち味を知る」「気づかいを減らす」など。

3. 対人恐怖症・対人緊張症タイプの不登校

対人恐怖症タイプの特徴
 人の視線が気になる。人と話をすると緊張する。このように対人関係がきっかけで登校できなくなるタイプです。正直者で生真面目な子に多く見られます。この緊張感をわかってもらおうとして、人に話をするとかえってしんどくなります。緊張感の裏に勉強に対する不安などが隠れていることもあります。

対人恐怖症特有のキーワード
「正直すぎる」「罪のないウソ」「冗談」「世渡り」「柔軟性」「相手との距離感」など。

4. 家庭内暴力(子が親や兄弟姉妹へ暴力をふるう)タイプの不登校

家庭内暴力(子が親や兄弟姉妹へ暴力をふるう)タイプの特徴
 学校ではおとなしいのに、家庭では口調が荒かったり物にあたったり。暴力に発展したらまずいと思って、なだめたり言うことをきいているうち何でも親にさせるようになることも。腫れ物にさわるような対応や、親があきらめ気分だったり疲れきってしまうと解決が遠ざかります。

家庭内暴力タイプ特有のキーワード
「口の軽さ」「こわがり・寂しがり屋」「内づらと外づら」「自己主張」「親子のテンポのちがい」「依存心」など。

5. ひきこもりタイプの不登校

ひきこもりタイプの特徴
 こだわりや執着心が強く、ふだんから弱音をはかない子に多くみられます。勉強や友達関係など自分の気にしている事でいきづまり、一人で悩みつづけている可能性があります。長びくと無気力になったり、「どうでもいいわ」と投げやりになってしまいます。「気にしなくていいよ」は逆効果。

ひきこもりタイプ特有のキーワード
「こだわりの尊重」「ガンコ」「ひらきなおり」「融通性」「よき理解者」など。

6. 明るい不登校

7. いじめ不登校

8. 小学生の不登校

9. ぎりぎりタイプの不登校(高校生のギリギリ再登校)

10. 不登校…休み始めたらすぐ動く!

  1. 非行タイプの不登校(非行っぽい子の意外な素顔)
  2. 心身症タイプの不登校
  3. 対人恐怖症・対人緊張症タイプの不登校
  4. 家庭内暴力(子が親や兄弟姉妹へ暴力をふるう)タイプの不登校
  5. ひきこもりタイプの不登校
  6. 明るい不登校
  7. いじめ不登校
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タイプ別に不登校への対応の仕方を掲載。当センター発行の機関誌「RAINBOW」から、学校の先生方向けに書いたものを加筆・修正したものです。

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 息子にカウンセリングの話をしても行きたがらないと思うのですが、どうしたらよいでしょうか。

 カウンセリングは初めてで、どんな場所でどんな形でするのか不安です。


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