【不登校】「何でもきいてやりなさい」の注意点|不登校 カウンセリング治療専門外来(非行・いじめ・家庭内暴力(子が親や兄弟姉妹へ暴力をふるう)

不登校 カウンセリング治療専門外来(非行・いじめ・家庭内暴力(子が親や兄弟姉妹へ暴力をふるう)
【不登校】「何でもきいてやりなさい」の注意点

不登校のご相談で来所される親御さんによると、病院のカウンセリングやスクールカウンセリングなどでは、「見守りましょう(従来からよくあるアドバイス)」は元より、「(ゲーム・スマホは)好きなだけやらせなさい。そのうち飽きるから」とか「子どもの言うことは何でもきいてやりなさい」と言われることがあるようです。

当センター不登校のカウンセリングの視点は少し違います。しかし、当センターに来所される前に別のカウンセリングを受けてこられた親御さんは、一定期間そのような対応をとって来られたわけです。その結果「ネット・ゲーム依存がひどくなりました」「何でも子どもの言うがままにきいてやってたら、月に何万円もかかるようになりました」と、アドバイス通りにやったら子どもさんの状態が悪化したために、当センターに来てみる気になったという方がたくさんおられます。

ゲーム依存・ネット依存はこれまでも記事として何度も取り上げていますが、「子どもの言うことを何でもきく」という点には注意が必要です。特に「何でもきいてやる」を「子どもの要求を何でものんでやる」と解釈してしまうと大変です。不登校の子の頭の中は不安でいっぱい。その不安を紛らわそうとネットやスマホに依存するだけでなく、不安な気持ちが「物欲」に向き、その要求をのんでしまうと、「不安を紛らわせるための物欲=買い物・お金」になってしまう恐れがあるのです。

「欲しい理由」や「ルール決め」等についてしっかり話をし、かつ、それを得ることで不安が「解消」して再登校できるならまだしも、登校不安を紛らわせるための要求であれば、その要求水準(欲しい物の数・金額)だけがどんどん上がってしまいかねません。当センターでお勧めしている「きく」は、あくまで「聴く」であり、物欲に関しても「(欲しい)気持ちはわかってやる。しかし、買ってやるかどうかは別」という形にもっていきます。

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淀屋橋心理療法センター
所長 福田俊一(精神科医・心療内科医・児童精神科医)
担当 小川和夫(不登校・非行問題研究室長 ファミリーセラピスト・心理カウンセラー)

2015年7月16日

【不登校】「何でもきいてやりなさい」の注意点

不登校のご相談で来所される親御さんによると、病院のカウンセリングやスクールカウンセリングなどでは「見守りましょう」「好きなだけやらせなさい」「子どもの言うことは何でもきいてやりなさい」などと言われることがあるようです。当センターの不登校のカウンセリングの視点は少し違い「子どもの言うことを何でもきく」という点には注意が必要です。

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タイプ別に不登校への対応の仕方を掲載。当センター発行の機関誌「RAINBOW」から、学校の先生方向けに書いたものを加筆・修正したものです。

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よくある質問

 息子にカウンセリングの話をしても行きたがらないと思うのですが、どうしたらよいでしょうか。

 カウンセリングは初めてで、どんな場所でどんな形でするのか不安です。


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