親子の葛藤コミュニケーションギャップをカウンセリング治療
親が親切心から、子どものしてほしくない事をしてしまうというのは、よくある身近なコミュニケーションギャップです。リストカットや若年の重症うつのケースで、余分な事を親にされて、怒ったり、イライラしたり、ピリピリしたりしている子どもさんがけっこういます。
そういう葛藤がカウンセリング治療で治まってきた時、すごくイキイキし出す人が大勢います。「親をはねつける事、人に侵入されない事に、自分は全エネルギーを使っていました」と。
そのエネルギーが必要なくなった時、他の事にエネルギーを向ける事ができるようになり、見違えるように元気になっていったりします。
淀屋橋心理療法センター
福田 俊一(所長・精神科医・心療内科医)
2014年9月16日
