家族の心理療法|本・書籍

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家族の心理療法

家族の心理療法

  • 家族の心理療法
  • 福田俊一 精神科医・所長
    増井昌美 家族問題研究室長
  • 朱鷺(とき)書房
  • 1800円(税抜)
  • 1998年3月

「家族の心理療法」 - 子どもの心の傷を癒す家族の力

いじめ、不登校、無気力症などなど。子どもが心の傷に苦しむとき、本人と取りまく周囲の人間にも治療の視野を広げていくことが欠かせない。家族のなかでこそ、子どもは生きる力を獲得していく。家族とは何か、いかにして家族の治癒力を高めるか。具体的事例をもとにして、家族療法に学ぶ。

  1. 母親の不安
  2. 腕の青あざから、いじめを疑う(小5男)
    「どうしてやり返さないの」と親は思うが(小5男)
    「バイキンだ、きたねえぞ」とからかわれて(小6女)
    娘が「いじめられているらしい」と聞かされて(小6女)
    「おまえなんか死ね!」の手紙がポストに(中1女)

  3. 学校との話し合いのむずかしさ
  4. 「先生、今すぐ事実確認してください」(小4女)
    「過保護ですね、お母さんは」の言葉にカッと(中1男)
    「学校のここだけは許せません」(小6男)
    心ない校則、もういいかげんにして(高2担任)
    それでも味方をしてやりたい(中学生徒相談係)
    ピンチをチャンスにと、全校あげて取り組む(小6担任)

  5. [症例1]仲良しグループからのいじめで不登校に(小6女子)
  6. やっと話せたいじめの実態
    功を奏した父親の協力
    再登校のきっかけ
    登校後の家庭の役割

  7. [症例2]家庭内暴力からの立ち直り(中2男子)
  8. いじめから不登校、家庭内暴力へ
    争う両親から向き合う両親へ
    両親の協力体制で大きく前進
    やっと解け始めた心の氷

  9. [症例3]いじめの後遺症から学校恐怖に(高1男子)
  10. 尾を引いていた中学時代のいじめ
    危機脱出のカギをさぐる
    危機克服に向けてスタート
    「不安がいっぱい」はよいサイン
    心の重荷を語り出すと、頂上は近い

  11. [症例4]長年の対人緊張を克服(大1女子)
  12. 根強く残る身近な人への不信感
    おだやか家族に嵐を起こす
    対人緊張はこうすれば克服できる
    子どもの心の傷を癒す「家族で爆発」

  13. 家族の再生
  14. 学校と家庭のチームワークは大きな力
    家族の治癒力を問いなおす

著者からのメッセージ

この本の内容をもっと的確に表すには『いじめの家族療法』が最適だと、あとで気がつきました。その方がより悩んでおられるご家族の手元に届く可能性が高くなるでしょう。それだけこの本は「わが子がいじめにあっているとわかった時、親はどうすればいいか」に、具体的に答えてくれる本だからです。

いじめ問題はもちろん現場は学校およびその周辺であり、家族が直接かかわることはでできません。「いじめを家族で論じても、らちがあかないでしょう。もっと学校ぐるみ地域ぐるみで対応していかないと。大きな大きな人間の本性にもとづいたテーマです」。こういうアドバイスをくださる方もおられました。確かにおっしゃるとおりです。それでもあえて「いじめの家族療法」を書きました。それはなぜでしょう。単にあまりにも「うちの子がいじめられてるんです。でもどうしていいかわかりません。だれか教えてください」という親御さんの声があまりにも多いからです。

「いじめ」にかんする本を求めて書店に足をはこぶと、人類の歴史をひもときながら歴史的考察、学校の有りようを見つめ治す教育論、地域社会をグローバルな視点で、といったいじめに関してさまざまな分野や視点から論じた本は多くでています。もうどれを買ったらいいのか迷ってしまいます。どれも「その通り」とうなづける本ばかりです。でも親御さんたちは「で、私たちは親として今ここでわが子にどう接したらいいのですか」という疑問がわいてきます。

不登校や閉じこもり、不安神経症などの治療をしながら、いじめに端を発しているケースが最近多いのです。面接のたびに具体的にだすアドバイスがとても親御さんたちを安心させ、子どもの心を癒す効果が高いことに気がつきました。「これはどうにかしてもっと多くの親御さんたちの疑問や不安にお答えできるようにしなくてはいけない」という感情がわき上がってきたのです。

そうした面接治療のなかから実際に役に立ったアドバイスや課題、言葉掛けなどを中心に集めたものがこの本です。わが子のいじめで困っておられるお父さん、お母さん、ぜひこの本を読んでみてください。こうしてみようというヒントがいっぱいありますよ。

* 朱鷺書房のホームページから本の注文ができます。
www.tokishobo.co.jp/

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出版物の御案内

淀屋橋心理療法センターの出版物および一部執筆した書籍等の紹介です。

  1. しぐさでわかる心の病気
  2. 過食症と拒食症 - 危機脱出の処方箋
  3. 別冊PHP 子どもとお母さんのこころの健康百科
  4. 家族の心理療法
  5. 家族療法の面接室から
  6. 家族療法(文庫)
  7. 職場のストレス・マネジメント
  8. 過食・拒食の家族療法
  9. 抗不安薬と睡眠薬の使い方
  10. 新世紀の精神科治療 第10巻-慢性化防止治療的働きかけ
  11. よくばり保健ライフ 第三集
  12. しぐさで子どもの心がわかる本
  13. 克服できる過食症・拒食症 こじれて長期化した過食症・拒食症でも治る道はある
  14. 毎日ライフ 子どもの心が見えていますか
  15. からだの科学 心身症のすべて
  16. 学校保健ニュース 保健教材ニュース~付録
  17. ポプラディア サムズ vol.1 意外と知らないうちの子のレベル
  18. チーム医療としての摂食障害診療―新たな連携を求めて
  19. ちょっと気になる子どもの行動 心の声に気づいて!
  20. 日経Kids+[キッズプラス]7月号
  21. 別冊PHP「子どもの心」がわかる親、つかめない親
  22. AREA '01.3.15
  23. 児童心理2010年4月号
  24. PHPのびのび子育て
  25. 母と子で克服できる摂食障害―過食症・拒食症からの解放
  26. PHPのびのび子育て2011年7月増刊号
  27. 克服できるリストカット症候群
  28. edu 2012年6月号
  29. PHPのびのび子育て Special Edition
  30. 笑顔 2014年9月号
  31. 美ST 2014年11月号
  32. 笑顔 2015年9月号

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不登校タイプ別対応の仕方

タイプ別に不登校への対応の仕方を掲載。当センター発行の機関誌「RAINBOW」から、学校の先生方向けに書いたものを加筆・修正したものです。

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ご相談件数の多い順番に、摂食障害不登校うつ・・・となっています。

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京阪神・近畿圏以外の遠方から来所される方もたくさんおられます。

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 息子にカウンセリングの話をしても行きたがらないと思うのですが、どうしたらよいでしょうか。

 カウンセリングは初めてで、どんな場所でどんな形でするのか不安です。


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