友だち・社会性関連編:集団がこわい

『集団がこわい』(別冊PHPより)

もともと性格的におくびょうな子は、集団の雰囲気に押しつぶされるような気がすると言います。それと気はしっかりしているが、親が子どもグループになれさせようと無理強いした結果、心にイヤな思いだけが残ってしまった子もいます。

いずれにしても集団になじまず、「この子、これから先どうなるのかしら」と、母親は心配がつのります。 あわてずじっくりと子どもを見てみましょう。どこかに突破口はないでしょうか。

お誕生会などで数人の子どもをよんでみたところ、抵抗なく遊びだしたという話も聞きました。「自分から外 へ出て遊び集団に入ろうとはしないけど、家へきた子たちとは遊べるんだわ」というお母さんの気づきが突破口 になったのです。このプラスの受け止め方が土台になり、次第に外へも出られるようになったそうです。

思春期以前なら「集団がこわい」とは言っても、根深い問題になる心配はまずないでしょう。中学生くらいで 集団に交われないということであれば、そんな自分を否定的に見たり、劣等感として残ったりします。こわい 気持ちが少しずつでも改善されているか、だんだんきつくなったり対象がひろがったりしていないか。この点の 見きわめが、適切な専門家にかかるか否かの目安になると思います。

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