私立高校の「専願」が決まってからの冬休み(ネット依存の心配)

まもなく冬休み。中学3年生はそれまでに三者面談を行い、併願であれ専願であれ受験する私立高校を決める時期です。もし三者面談で「私立専願」になり、担任の先生からも「ここなら行けるでしょう」というお墨付きをもらった場合、親子ともに「行ける高校がある・決まったー」とホッと一安心されるかもしれません。

しかし、一方でこれまで受験に向かって頑張ってきた子が冬休みを前に「ここなら行ける」と言われてしまうと、どうしても気持ちが緩んでしまいがちに。そうなると、冬休みは子どもにとっては「楽しみー!」、親にとっては「ハメをはずしすぎないかしら・・心配」という対照的な気持ちになりやすいものです。

実際、中3の冬休みから「ずっと我慢していたゲームやパソコン」を、これでもかーというぐらい没頭して遊んでしまい、それから「ネット依存・ゲーム依存」になってしまい、あわてて相談に来られるというケースが多々あります。

また、その中でも最悪のシナリオは「子どものゲーム中に親が勝手にネットを切ったらキレてしまった」「スマホばっかりさわっているので、とりあげようとしたらもみ合いの喧嘩になった」です。さらに、それを機に「親子の関係が加速度的に悪化し、ほとんど口をきかなくなる」+「三学期から不登校」という状態になるというパターンになってしまう場合も。

「最悪のパターンにならないようにはどうするか」「他にどんな手を打てばゲームやネット依存から抜け出せるか」。このような対応を「親子の関係が悪化する前」に考えることができれば、カウンセリング自体も進めすやく、解決までの時間も短くなります。

そのためにも、最悪のパターンになってしまい対応が「後手」に回る前に、「先手必勝」というお気持ちと、「三学期の不登校防止・予防」も視野に入れつつ不登校のカウンセリングをスタートされることをお勧めします。

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