1.「こんな本あるよ、読んでみて」(淀屋橋心理療法センターから刊行)

* 『過食・拒食の家族療法』福田俊一・増井昌美(ミネルヴァ書房)
「食べだしたら止まらない」「食べることとやせることで、頭がいっぱい」
あなたもこうではありませんか?本を読もうとしても、テレビを見ようとしても、人と話をしていても、いつも食べ物が頭の中をぐるぐる回って。
過食症の子どもとその家族の悩みは深くつきません。この症状は、じつは本人の生きづらさ、本当の自分探しという心の奥深くに根を張っています。思春期をむかえ、今までの自分から脱皮しようとする成長の節目にまちうける落とし穴ともいえましょう。六つの事例を紹介しながら、解決の方法を探ります。

* 『克服できる過食症・拒食症…こじれて長期化した過食症・拒食症でも治る道はある』福田俊一・増井昌美(星和書店)
「あきらめたらあかん、こんな私でも治るんや!」
十年以上にわたる摂食障害でも治ると信じ、本人の可能性や家族の力を伸ばしながら前向きに治療を進めていくカウンセラー(セラピスト)たちの姿。「両親のみでも治療をスタートできる」という画期的な取り組みをすすめ、重症化した数多くのクライアントたちを快方へと導いています。

* 『母と子で克服できる摂食障害…過食症・拒食症からの解放』福田俊一・増井昌美(ミネルヴァ書房)
「症状レベルごとの事例紹介と対応のアドバイス」
摂食障害の背景には、母と娘の愛憎ドラマが多くみられます。二人がカウンセラー(セラピスト)の導きや父親のサポートを得て葛藤をのりこえ、分かりあい支えあう関係に生まれ変わることで、驚くほど症状は良くなっていきます。
本書では症状を三段階に分けて、適切な対応やアドバイスを示しています。摂食障害にかかったころの初期段階、早く手を打てば良くなる第二段階、そしてこじれて長期化した段階。いずれも治る可能性は十分にあるのです。

関連記事

紹介の仕方一つで親御さんの動機づけがこんなにも違ってきます

紹介の仕方一つで親御さんの動機づけがこんなにも違ってきます ある日のこと、午前中にAさん、午後にBさんがそれぞれ不登校の相談にこられました(事前相談)。どちらの方も学校の先生からの紹介でお母さんお一人の来所でした。カウン […]

父親の一言にショックを受け、またまた過食があと戻り

家族おもいのやさしさがあだに 過食症と家族ありようは切っても切れないほど密接に関連している。クライエントの口からでてくるのはまず「母親のこと、父親のことが気になってしかたがない」といった内容の話である。しかし「あなたにと […]

2015.04.15

下宿での新生活

4月から東京の大学に通うため新生活を始めることになった息子さんの相談です。地元の兵庫県の高校を中退し通信制の高校に編入したのち第一希望の東京の大学に合格されました。高校時代はひきこもり気味で友人とも疎遠になっていました。 […]

シリーズ記事

1.自然体で接してくれるお兄さんに感謝

「腫れ物にさわるような親の接し方は、息苦しくて」と清香(大学一年、19才)は言った。お父さんもお母さんも、清香の過食をなんとか治してやりたいと必死だ。セラピストから「できるだけ清香さんが、自分の気持ちを素直に言葉で伝えら […]

2.成績の下がった私なんて、私じゃない

「お母さん、いっしょに死んで。もうこれ以上生きていけない。食べるのを止めることもできないし、吐くのもうまく吐けない。先月から3kgも増えたのよ。大好きなGAPのブラウスもピチピチで、ジーパンも入らないし。もう最悪。生きて […]

3.吐けない!太る!この恐怖をなんとかして!

「食べた後、吐くのに必死なの。苦しくて指をのどにつっこんで。やっと吐けた、やれやれ。でもね、体重計にのったらいつも1Kg増えてるの」。この瞬間から美佳のパニックがはじまる。「今でも太ってるのに。これ以上太りたくない。お母 […]

4.夢中になれるもの見つけようよ!

「どうしたら食べるのが止められるの」「もう食べ吐きにほとほと疲れはててしまって」「下剤つかってだしてるけど、体がだるい。でもやめると太るんじゃないかと不安だし」――こんな訴えを毎日のように耳にする。そこで次のようなアドバ […]

2011.08.29

5.1.「こんな本あるよ、読んでみて」(淀屋橋心理療法センターから刊行)

* 『過食・拒食の家族療法』福田俊一・増井昌美(ミネルヴァ書房) 「食べだしたら止まらない」「食べることとやせることで、頭がいっぱい」 あなたもこうではありませんか?本を読もうとしても、テレビを見ようとしても、人と話をし […]

2011.08.29

6.2.「お母さん、一度決めたメニューかってに変えないで!」

過食症の人は一度話し合って決めたり約束したりしたことを、勝手に変えたりするとパニックを起こすことがよくあります。 「うん、わかった。それでいいよ」といったん納得すると、ずーっとそれを信じているところがあります。夕飯のメニ […]

2011.08.29

7.3.過食症に苦しむあなたの叫びと脱出へのアドバイス

「吐けない、太ってしまう、太る恐怖をなんとかして!」 「食べた後、なかなか吐けなくて。時間がかかるから必死なの。苦しくて指をのどに突っ込んで、やっと吐けた。やれやれ」。でもね、体重計にのったらいつも100g増えてるの。あ […]

2011.08.29

8.4.「おかあさーん、3キロも増えて制服が入らないよー!」

「お母さん、いっしょに死んで。私、もうこれ以上生きていけない。食べるの止めることもできないし、うまく吐けないし。前の月から3キロもふえたのよ。制服のブラウスもぴちぴちでスカートははまらないし。もう最悪ー、生きてく希望もな […]

2011.09.17

9.1.「お父さんお母さん、そんなに気づかわれるとよけいしんどいわ」

子どもの一言一言に耳をそばだてる両親 「腫れ物にさわるような親の接し方は、息苦しくて」と清香(大学一年、19才)は言った。お父さんもお母さんも、清香の過食症をなんとか治してやりたいと必死だ。両親はセラピストから「できるだ […]

2011.09.17

10.2.「過食嘔吐の回数を減らすヒントが見つかったの」

過食が止まらなくて、一日3~4回食べ吐きを繰り返している人がいる。大学三年の美佳子さん。高校時代にダイエットしたのがきっかけで、過食症に陥ってかれこれ5年になる。「食べ吐きを止めたい、けど止められない」。そんな思いに追い […]

コラム一覧へ