【不登校】宣言したのに登校できない子

不登校のわが子の口から「明日から行く」という発言が出てくると嬉しいものです。

ところが、その当日になっても登校宣言をした時とは別人のような様子で登校できない子がいます。期待を裏切られた気もちも重なって、親御さんとしてはさぞかしはがゆい気もちに陥ることでしょう。

登校宣言をする子にはいろんなタイプがいます。「もともと約束を守らない子」。こんな子だとわかっていれば、親御さんも最初から期待しないでしょう。

一方、日ごろから真面目でウソをめったにつかない子が登校宣言をすることがあります。その中で比較的多いのが「気遣いの多い子」や「宣言して自分を追い込んだ方が動きやすいと思っている子」です。性格的には思いやりが強かったり、何とか登校しようとする気もちからの発言だけに、親御さんもなかなか強く叱るわけにはいきません。

ただ、どちらも場合も「約束したのに実行できない」という事には変わりありません。心配なのは、実行できなかった悔しさを挽回しようとして「来週からは必ず行く」と、さらに新たな宣言をしては失敗を繰り返すうち、親子の信頼関係にヒビが入ったり、子どもさん本人の自信喪失につながってしまうことです。

こんな子たちにとっての解決のキーワードは、「本音がなかなか言えない親子関係」「自分自身で、動きやすいパターン・失敗しやすいパターンがわかっているか」です。このあたりが改善できるだけで、それまでの親子関係や本人の行動などが見違えるように変わってくることがあります。

関連記事

2012.12.10

子育て中のお母さんへ:『子どもの「わがまま」で困ったときの言葉かけ』

『子どもの「わがまま」で困ったときの言葉がけ』という特集で、PHPのびのび子育て誌(PHP研究所)からスペシャル版がだされました。そこに当センターから出した記事が掲載されています(50p)。それをまとめてご紹介しましょう […]

2014.05.27

ひきこもりの相談で ニートの子どもを見守るだけでは・・・

Yさん(27歳 男性)は司法書士の資格を取るため勉強中です。大学卒業後企業に勤めましたが心機一転司法書士を目指そうと仕事を辞めて勉強を始められたそうです。 一年目二年目は失敗、今三回目の受験を目指しているところだそうです […]

2.「好きな物さがし」できっかけを見つける

長年のひきこもりで、自分がわからない一年以上のひきこもり生活が続くと、だんだんいんろんなことがぼんやりしてくる。特に「自分ってなに」が、ぼんやりしてくると、泥沼サイン。洋次が来所したときすでに四年近くが経っていた。カウン […]

シリーズ記事

2012.03.29

1.【不登校】宣言したのに登校できない子

不登校のわが子の口から「明日から行く」という発言が出てくると嬉しいものです。 ところが、その当日になっても登校宣言をした時とは別人のような様子で登校できない子がいます。期待を裏切られた気もちも重なって、親御さんとしてはさ […]

コラム一覧へ