【不登校】何を言っても文句を言う反抗期の子の対応

小学校高学年や中学生ぐらいになると、親がちょっとしたことを言っただけでも「えー、めんどくさい!」と、真っ先に嫌そうな返事をするようになる子も多いと思います。もちろん、「まだまだ子どものクセに生意気な!」「反抗期だから仕方がないか・・」など色々な意見があって当然だと思います。

たとえば、夕食を食べ終わった時、「お茶碗とかお皿は流しに持っていってねー」とさらっと言っても「えー、めんどくせー」とか、「電球交換してくれない?」と頼んでも「えー、そんなんイスにのってお母さんがやればいいやん!」とか・・。

大事なポイントは、ブツブツ文句を言いながらでも「待てば動く子(やってくれる子)」なのかどうかなのです。ブツブツ言いながらでもお皿を流しに持って行ったり、「お母さんがやればいいやん」と言いながら、「で、新しい電球はどこにあるのん?」とか、文句を言っておきながらも動いてくれる子かどうかの見極めは非常に大事なのです。

一般的には「やるなら文句をいわずにやれ!」「文句を言うならやらなくていい!」というご意見が大半を占めると思いますが、前述の対応はまさに「第三の対応」=「反抗期の子むき」といえるでしょう。

もしそんな子ならば、不登校の子の対応にも十分応用できます。むしろ、不登校の子の方が「何を言ってもすぐ反発」が多いかもしれません。不登校への応用は、学校での不満をブツブツ言わせたり、翌日の登校の事を気にしてブツブツ言わせた方が、ストレスが発散・解消できてスムーズに登校しやすくなる、といった具合です。この「ブツブツ」を容認・歓迎できるかどうかが非常に大事なのです。

反抗期の子どもさんに合った対応をマスターしていただけますと、中学生はもとより高校生やそれ以上の年齢になっても色々としゃべってくれるようになります。何よりのメリットは不登校の子のその日の過ごし方や興味、心理状態がわかりやすくなるということです。「反抗期はしゃべらなくて当たり前」という風潮(常識)がありますが、淀屋橋心理療法センターのカウンセリングでは、その常識を覆すことができるのです。もちろん、この対応は不登校・不登校気味の子だけでなく、非行タイプの子にも応用できます。

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