【不登校】SNSを通して子どもの本音を知る親御さん

中学生・高校生を中心に今やほとんどの子が利用していると言っても過言ではないSNS。特に、「Twitter(ツイッター)」が中高生には大人気のようです。ツイッターに毎日の自分の気持ちを投稿したり、自分と趣味が似ている人の情報をチェックしたり(フォロー)、自分に興味をもってほしくて(=フォロワーを増やしたくて)自慢話(ゲームの攻略情報)や自分の近況(「○○へ行ってきましたー!」)などを流しているようです。

不登校の子にとってもツイッターへの投稿は例外ではありません。むしろ、学校に行ってない分、時間があり余って他の子以上に投稿している子も少なくないでしょう。

一方、親御さんも日頃の子どもの行動は嫌でも目に入ります。「またスマホばっかりして」と否定的な気持ちがある一方で、「いったいどんな事を書いてるのかしら?」と気になることも・・。そして、ちょっとしたきっかけで子どもさんのツイッターの「ログインID」がわかることがあります。「ゲームのことばっかり書いてるのかしら」と疑いつつも、よくよく見てみると意外と「本音」を書いていることがあるのです。ふだんは強がって親に反発ばかりしている子も、ネット(ツイッター)上では弱気な面が・・。「学校に行きたいけど、クラスの人は歓迎してくれるかなー」「今から勉強してもやっていけるかなー」「いつも逃げてばかりの僕。もっと強くならないと!」・・・。これにはさすがのお母さんも「本当は学校に行きたいんだなー」と子どもに対する理解が深まることがあるようです。

当センターでは、不登校の子を再登校させるというのが大きな目標であるのはもちろんですが、このような「弱気な面・不安」が実際の子どもさんの口から出て来るようになると、「再登校までもう少し」という目安になります。子どもさんの抱えている不安をネット上でなく、直接お母さんに言えるようになるような対応の仕方をアドバイスさせていただきます。

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