【非行】自室が不良仲間の溜まり場に・・。このピンチを「チャンス」に変える!

高校生になると、自分専用の部屋を欲しがる子や、実際に個室を与えられている子が増えてきます。世間的には「親離れ・自立願望」といったところでしょうか。

ところが、非行の子の場合「部屋を与えると不良の溜まり場になってしまうのでは・・」という心配が先にたち、なかなか部屋を与えてやる決心がつかない親御さんも多いのではないでしょうか。実際、非行のカウンセリングにこられている方々も、個室を与えている子の中には、毎日のように仲間を呼んでいるというケースが少なくありません。「部屋でタバコを吸っている子もいるようだし、大声で騒いで近所迷惑にもなってるし・・」。

溜まり場になってしまった場合は力ずくでも追い出した方が良いんでしょうか?」。このような質問は非行のカウンセリングでは珍しくありません。同時に、私どもにはご家族が試してこられた多くの「失敗例」があります。「追い出したら他の場所を溜まり場にするようになった」「みんなの前で父親に注意してもらったら、一切口をきかなくなった」という結果がトップ2でしょうか。

目の前の「溜まり場」はなくなったものの、子どもが家に居つかなくなった上に、親と口をきかなくなった・・。これでは非行問題の解決とは言えません。

非行問題の解決を目標にカウンセリングを進める場合、「親子の接点」はどうしても必要になります。考え方によっては「自室が溜まり場」=「子どもの所在がわかる・仲間の情報もわかる」のです。非行の子の特徴がわかってくれば、声の掛け方の工夫によって、非行の子も仲間の子もコントロールできるようになることがあります。

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