【非行】一人暮らしでもLINEでつながる母と子

高校生の中には「部活動の推薦入学」が決まり、高1から寮生活をスタートする子がいます。16才を前にして親元を離れて暮らすのはどんなに不安なことでしょう。他にも高校3年生の時に「親の急な転勤」が決まったものの、大学受験を控えているため家族についていかず、近所に住む祖父母に面倒をみてもらうという条件で一人暮らしをスタートする子もいるようです。

毎日、部活動や受験勉強で必死な毎日。一人暮らしの怖さは順調にいっている時には想像すらできないことでしょう。もちろん、身近には非行の子はいないし、本人もいたって真面目。親子の連絡は「○○送ってー」や「三者懇談の日程」など用事がある時ぐらい。普段から「ちょっとしたことでも相談する」という関係はできていない場合がほとんどでしょう。そんな中、「部活動での骨折」や「受験勉強のつまずき」など、いろいろなピンチが子どもを襲ってくることがあります。ここから子どもさんの悶々とした毎日が始まるわけです。

やがて、学校から一本の電話が。「子どもさんが無断欠席しているのですが・・」。電話では連絡がとれず、あわてて遠方から寮や下宿を訪ねてみたら、髪を茶色に染めた我が子が・・。このように、学校からの連絡を受けてはじめて我が子のピンチに気づく親御さんも多いと思います。「なぜこんなことに・・。一緒に暮らしていたらもっと早く気づいていたかも・・」「たまに連絡があっただけに順調にいっていると思っていたのに・・。」と、残念でならないお母さん。

こんな時どうするか。また、こんな状態にさせないため(予防)にはどうしておけば良いか。当センターでは日頃から「親子の接点」を持っていただくことを強くお勧めしています。ポイントは「日頃から」なのです。用事がある時だけ連絡するのが一般的かもしれませんが、相手はまだまだ10代の子ども。何とか一緒に暮らしている時と似たような状況を作っていただきたいのです。電話になかなか出ない子ならば「LINE」を使うという手も。子どもさんの方からするとLINEの方が気軽に返信しやすい子が多いようです。色んなネタを工夫しながら日頃から接点をもっておく。ペットがいれば、ペットの写メを送って「今日の○○ちゃんでーす」だけでもOK。こうすることで、日頃からの子どもさんの何気ない様子やちょっとした変化などにも気づきやすくなります。このような接点を作っておいた上で不登校や非行などの問題解決に向けての話を発展させていった方がうまくいきます。

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