【非行・ひきこもり不登校】父親と全く口をきかない・父親を極端に避ける子への対応

非行タイプの子は家庭に居つかないことが多く、遅くにやっと帰ってきたと思っても部屋にこもって非行仲間の子とLINEをしたり、彼氏・彼女と電話したりと、毎日が友達中心の生活になりがちです。見方によっては親との会話を避けているとも言えます。もちろん「不良の子や非行仲間と遊んだり、彼氏・彼女と話している方が楽しい」のは当たり前ですが、子どもの非行に悩んでおられるご家族に特徴的なパターンがあります。

それは「たまに家にいる時の親子のつながり方」です。親としてはめったに顔を合わせないため、ここぞとばかりに小言を言ったり説教などに終始してしまいがち。特に、父親は日頃の怠惰な生活を見ていて溜まりに溜まったストレスが爆発し、大声で怒鳴ったり時には手をあげてしまうこともあります。

いくら親の前では突っ張っている非行の子といえども、意外と「小心者」な子が多く、反発や反論できる母親はまだしも、反論できないぐらい大きな声で怒鳴られたり、手をあげられたことを機に父親を避けだし、「もう何年も父親と口をきいていない」「父親が帰ってくる前に家から出ていってしまう」と、子どもの非行問題だけでなく、親子の関係も悪化したことでカウンセリングをスタートされる親御さんもたくさんおられます。

また、同じことが「ひきこもり不登校」の子にも当てはまります。「父親と何年も口をきいていない」「家族の中で父親だけを極端にさけている」ということに困り果ててカウンセリングをスタートされるのです。ひきこもり不登校の子は執念深いところがあり、非行の子よりも親子の関係改善(解決)に時間がかかることがあります。

そんな場合、「非行の不登校」でも「ひきこもり不登校」でも、まずはお母様(母親)が対応の主役になっていただきます。カウンセリングを進めていく中でお父様(父親)にも母親と同じ対応をお願いしたり、両親で役割を分担していただくこともございます。中には(特に非行のカウンセリングの場合)、父親の「怒ったら怖い」という面を利用した方がうまくいくこともあります。

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