【子育ての悩み】反抗期の子はブツブツ言いながらでも動けば良し!

小学5年生ぐらいから始まる思春期。これは同時に「反抗期」の始まりでもあります。この年代から中学生ぐらいになると、親に頼まれた用事はもとより、ちょっとした後始末さえもしぶるようになることがあります。たとえば「ご飯を食べた後に食器を片付けない」「パソコンやゲームをやったら電源を切らない」・・。このような光景を毎日のように目の当たりにすると親として黙ってはおれません。

後片付け」「後始末」をめぐって毎日のように口をすっぱくして注意しておられる親御さんは少なくないと思います。しかしながら、子どもから返ってくるのは「あとでー」「うるさいなー」「ついでにやっといてー」など、素直な返事どころか腹の立つ言葉ばかり・・。

親として、子どもが「やって当たり前」「やるべき」と思っていることさえも反発されてしまうわけです。時には暴言も吐かれ、最終的には親御さんが片付けてしまうというのも実に悔しいものです。これをなんとかできないものか。

思春期・反抗期の子の日常生活(親子の会話)をカウンセリングの中で色々お聞きしていると、親御さんの「注意の仕方(=叱り方)」には2通りのパターンがあるような気がします。1つは「どうせやるのなら文句いわないでやりなさいよ!」、もう一つは「文句言うならもういいわよ!」。

どちらも、ブツブツ言いながらもやろうとしている子に対しての親御さんの率直な気持ちからの発言です。しかし、子どもの行動を変えるには、意外とこんな時の対応こそ大事にしていただきたいのです。一つ目の「どうせやるなら文句言わないで・・」を言い続けていると、子どもは「やろうとしてるのにうるさく言われるのなら、もうしない・もうしらん!」と、せっかく片付けかけた手を止めてしまいかねないこと。もう一つの「文句言うならもういいわよ!」は、残念ながら結局、子どものグチに屈してしまい、親御さんが片付けてしまうというパターンです。カウンセラーとしては工夫次第では改善できそうなだけに、実にもったいないと思ってしまいます。

こんな場合、当センターでお勧めしているのは「ブツブツ言いながらでもやるべき事をやるならば、腹がたつけど大目にみてやろう」という、言うならば「寛大な対応」なのです。

反抗期の子は何を言っても文句を言うのが当たり前といってもよいかもしれません。「面倒くさいことをするのもストレス」「親のいいつけに従うのもストレス」。そんな子にとってグチは一種の「ストレス発散!」。そう自分に言い聞かせ、腹はたつもののガマンしているうち、次第に文句自体が減ってきたり、うまくいけば文句を言わずに動いてくれるようになることがあるのです。

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