「いじめ」がわかったら家庭ですること

「いじめ」がわかったら家庭ですること

本人が否定していても、いじめられているという事実がクラスメートやその子のお母さんから耳に入ってくることがあります。親にとってこれほどつらいことはありませんが、まず動転する気持ちを落ち着かせましょう。「あんた、いじめられてるんじゃないの」と、帰宅そうそうの子どもに問いただすのは一番いけません。必死に耐えている子どものプライドを傷つけてしまい、親への不信感をつのらせるだけです。「おかえりなさい。おやつおいてあるよ」と明るい声でことばがけを。仕事をもっている母親ならメモを書いておきましょう。

いじめの実態をできるだけ正確に把握しましょう。いじめの種類や程度、どのくらい続いているか、大勢か一人にいじめられているのかなど。見守るだけで大丈夫か、それとも親や教師が介入しないといけない危険をともなういじめか。それによって担任と連携して対処していくか否かを決めます。

子どもにとって家庭がほっとできて話しやすい雰囲気であることが救いとなります。黙りがちの子どもにはさりげない生活生活の出来事で語りかけてあげましょう。たとえば「お隣のミーコ(猫)ね、赤ちゃん三匹産んだんだって」といったいじめや学校とは関係ない話題を心がけましょう。

「しぐさでわかる心の病気」、淀屋橋心理療法センター刊・エール出版

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