インターネットで、不登校や非行、ひきこもり、過食症・拒食症等で悩んでいる人達のサイトを見る事があります。最近思うのは『受容』という言葉に悩んでいる人がとても多いという事です。特に親御さんが悩んでおられます。「何が受容なのか」「どこまで受容すればよいのか」「甘やかしているのではないか」「投げ出しただけではないか」と、不安や迷いを感じている方が多くおられます。
『受容』は、抽象的でわかりにくい言葉です。しかも、受容する事自体が最終的な目的のように感じている人達もいるようです。元々は、受容する事によって、本人が成長するとか元気になるとかイキイキするとか、何か目標があったはずです。
先日こんな事がありました。37才の息子さんがひきこもりという事で、ご両親とお姉さんが相談に来所されました。「色々な所に相談に行きました。専門家に『見守りましょう』と言われました。だから、20年見守りました。この先いつまで見守ればよいのでしょうか」と、おっしゃいました。
もし具体的なアドバイスがあれば、この20年は違っていただろう。と考えると、とてももったいないと思いました。もし20年前・10年前に、淀屋橋心理療法センターの事を知っていただき、カウンセリングに来所されていたら。
もう一度原点に戻って、本人が自信を回復しイキイキする為には、何が必要かを考える事が大切だと思います。
スタッフS




