対人恐怖症(対人緊張)は、思春期から入社したての若い男女に多いケースです。「自分が座をしらけさせているのではないか」「人がジロジロ見るのは、自分が変な行動をしているからではないか」「顔が赤くなっているのを人にさとられるのではないか」・・・など気になって仕方ありません。
「自分はどんな雰囲気を相手にだしているんだろうか?」と心配になったり、「あの人私をじろじろ見ているな」と他人の視線がつきささるように感じたりして体が固くなってしまったりします。その場での緊張感、人と交わりたいのに交われない孤独感などで大変つらい思いをしています。気になるあまり街を歩いたり電車に乗ったりすることもしんどくなり、家のなかに引きこもってしまうケースがよくあります。
身近な人に話しても「考えすぎじゃない」とか「甘えてるだけだ」と言われ、よけいに追い詰められることもしばしばです。それだけに本人は心のなかで毎日とてもつらい思いをしています。対人恐怖症(対人緊張)の人は「この症状を経験した人でないと、つらさはわかってもらえない」と思っていることが多く自分から話すことはあまりありません。心の中で「頑張らなくてはダメだ」とよけい自分を追い詰めてしまっていたりします。それだけに本症の専門家であるカウンセラーには、一度打ち解けるとびっくりするくらい自分の症状について話せるのも特徴の一つです。「やっと人に話せました。つらさをわかってもらえてホッとしました」と、カウンセリング室を笑顔で後にするのがとても印象的です。
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対人恐怖症(対人緊張)チェックリスト
「うちの子は友だちが少ないなー」「休みの日はいつも家にいるなー」「にきびや一重まぶたとか、顔のことをよく気にする子だなー」など、人づきあいの少なさや自分に対するコンプレックスが強いなーと、わが子のことが気になったことはありませんか。特に、中学生・高校生・大学生の不登校などのご相談をお受けしていると、対人恐怖症(対人緊張)が根っこにある場合が多く、年々増加の傾向が見られます。
■親御さんから見られて、次のような傾向は見受けられませんか?
1.嘘がつけない・嘘はついてはいけないと思っている。
2.誰からも好かれないといけないと思っている。
3.入学して、すぐに友達ができないと非常に焦る。
4.友だちには何でも隠さずしゃべった方が良いと思っている。
5.メールがきたら、すぐに返信しなければならないと思っている。
6.友だちとしゃべった後やメールを送った後、「あれはまずかったかなー」と後悔することがよくある。
7.自分の陰口をたたかれているのではないかと不安に感じることがよくある。
8.自分のことを「陰キャラ」だと思っている。
9.実は「○○オタク」だが、友だちにはひたすら隠しつづけている。
10.友だちは多ければ多いほど良いと思っている。
11.容姿に対するコンプレックスを抱いている(強い)。
12.「根アカ」の子とつき合わないと、ボス格の集団から白い目で見られそうで怖いと思っている。
13.友だちと一緒にいると、視線をどこに向けてよいかわからない。
14.暑いわけではないのに、脇や手のひらに大量の汗をかいてしまう。
15.自分から臭いを発しているのでないか(体臭)と気になる。
上記の項目は、これまでに淀屋橋心理療法センターに不登校のご相談に来られた方々で、とりわけ、対人関係の苦手意識や自分自身へのコンプレックスの強さが再登校のさまたげになっている方々の特徴の一部です。不登校の背後に何が隠れているのか、それを特定するのも再登校への近道です。
対人恐怖症(対人緊張)チェックリスト(一般用)
1.電車の中で目のやり場に困る
2.電車の中では出入口すぐ横のコーナーにしか乗れない
3.人前でサングラスをしている方が落ち着く
4.人前で話そうとすると赤面する
5.人前で字を書こうとすると手が震える
6.近所の人と顔を合わせるとドキッとしてうろたえてしまう
7.遠くから知っている人が近づいて来た時挨拶するべきかどうかですごく悩む
8.人と話をしていても自分が変な印象を与えているのではないかとそればかり気になって苦痛だ
9.エレベーターで他の人と一緒になると脇から汗がいっぱい出てくる
10.人の中にいると掌にジットリと汗をかく
11.自分の口臭や体臭のせいで周りの人に不快な思いをさせているのではないかとすごく気になる
12.部屋のカーテンは隣家に向かっている所はいつも閉めている
13.友人関係は広く浅くというよりも少数の心を許せる友人と深くつきあう
14.自分は素朴で正直な方だと思う




